毒親から離れたくても離れられない
あたしは、自分の親が毒親だと豪語しながら、なんかんや理由を付けて家に舞い戻っていました。
当時は、書類を取りに行くためだと自分でも思っていましたが、小さいときから得られない何かを親に求めていたのかもしれません。
でも結局得られない。
とてつもないヒステリーを浴びせられ、余計しんどくなって数日後出ていく。
でも何か月かするとまた書類を取りにいかなければて思ってしまう。。
それの繰り返しでした
ある時ある人に言われました。
お母さんはほっといていいよっ
自分のこと優先していいのよって
でも母親と関係を築きたい、どうにか関係を築かないと他の人とも関係を築けないと
そう思っていました。
ある時、実家から疲労困憊して出て行った後、今のカウンセラーの人と出会いました。
「つらかったね。寂しかったね。」
たったこの一言で涙が止まらなくなりました。
それから何か月かして、母親を求め続けていた自分のなにかが変わってきました。
それは、実親にしてほしかった愛情や気配り、気持ちの汲み取りの代わりをセラピストの人がしてくれているからだと思います。
ある意味幼少期を生き直していると言えるとも思います。
学校から帰ってきた時、学校どうだった?とか、最近しんどそうだけど大丈夫?とか、本当にただそういう気づかいが欲しかった。
気持ちを汲み取ってくれた体験はなかった。
そしてそれが当たり前でした。
でも、それは当たり前なんかじゃないんだって、もっと大事に扱われるべきなんだって、信じるのに何か月もかかりましたし、今もまだ信じ切れていません。
何十年経って、母親が変わることはないと分かっていても、そういう一言がいつか母親から出てくる日があるんじゃないかって
どこかで期待して待ってたのかもしれません。
でも、変わらない。
母親から欲しいものを別の場所で見つけること
もしみなさんが、毒親と分かっていても、なぜか親から離れられないと思っていらっしゃる方がいたら、実親から得れない愛情を追い求め続けているのかもしれません。
少なくとも私はそうでした。
ただ、得れないと分かっていてもなぜか求め続けてしまうというところが、一番厄介なところだと思います。
得たいものを得れないまま、離れることはできないのではないかと考えたりもします。
毒親から離れるには、無理やり離れるのではなく、毒親に求め続けているものを他の場所で補うことができて初めて、離れられるのかもしれません。
代わりを見つけることが、毒親から離れることに繋がるんだと思います。
この代わりが私の場合は、セラピストの人にもらっています。