なぜ親に愛情を感じられないのか
私は親から愛情を感じれたことがありません
こういうと、「何を贅沢な」とか、「気づいていないだけ」と言う人もたくさんいるでしょう
仮にそうかもしれないですが、この記事では、親に感謝するのは当たり前という世間一般論から離れたいと思います
ある時言われたことは、
「あなたの母親はあなたを愛しているよ」
ある時は
「愛情が伝わりにくい家庭だったのかもしれないね」
「そうですね」
その場しのぎの意見返し
「本当に愛情がなければ、お金なんて出さないよ」
それでも頑固な自分の心の叫びは違った
あなたが私になってみないとわからない
愛情が伝わりにくいのでなくて、ない
とてつもない怒りと憎悪が自分の中に沸き起こった感覚を今でも覚えてる
私が受けた苦しみはお金の問題ではないと叫びたかった
そう考えると同時に罪悪感に苛まれる
そうなると、愛情をここまで感じられないのは、自分の認知が歪みすぎているのか
小さい時の記憶をどうにか辿っていっても、自分が父親、母親とも両方繋がっている感じが昔からなかったし、今もない
全ては義務感から来る頑張りだけで子供を育ててしまった
私からはそういう風に映る
それに加えて、本人が無自覚であるのが、また私を絶望感に苛ませます
そう、でも悪気はなかった、仕方がなかった
親自身も愛情に飢えていたから
そう捉えようと必死に頑張っても心の底の欲求は溜まったまま
心の成長は、安心感を体験して初めて得られる?
最近よく思うことは、得るものを得れないと人間は成長できないのではと
ゲームで、あるアイテムを取らないと、次のステージには確実に上がれない
人間の心も同じと言っても過言ではないのかなと
無理やり、ないものをあるように頑張ったところで、無理やり、親を理解しようとしたところで、時間が経過したところで、心の成長が次の段階に進むことはあり得ないのかと
ここで壁につまづく
当の親にこれを与える能力はない
最近行ってる心理士の先生に、「ここが仮の安全基地だとしても、それはとても意味があることで、ここで安心して自分の感情を出していってください」
そう言われた時、体のどっかが少し軽くなった感じがしました
自分が一番望む形出なくても、そういう場所を作ることはとても大事なんだと考えるようになりました